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ウィルス対策ソフトって何をいれればいいの?

パソコンにどのウィルス対策ソフトを入れていますか?有名どころだとトレンドマイクロ社のウィルスバスターやノートン社のノートンなどがありますね。

ところで、ウィルス対策ソフトはパソコンにだけ入れておけばいいと思っていませんか?皆さんが使っているタブレットやスマホもコンピュータなんです。携帯電話(ガラケー)とは違い、Webブラウザでネットサーフィンも出来ますし、クレジットカードで決済もできます。

パソコンと同等の処理ができるため、パソコンと同等にウィルス対策ソフトをインストールするべきなのです。しかし、実際にはあまり入れる人は少ないみたいです。家にあるパソコンで調べものをするよりも、スマホで調べものをする人の方が多い気がしており、スマホの方がウィルス感染リスクは高くなっていると思います。

そこで、今回はウィルス対策ソフトにどういった製品があるのかをまとめてました。

ウィルスバスタークラウド

トレンドマイクロ社のウィルスバスタークラウドです。個人的にはウィルス対策ソフトの代名詞であるといっても過言ではないくらい有名な製品です。


ウィルスバスタークラウド(1年3台版)
製造元:トレンドマイクロ
対応OS:Windows,Mac,Android,iOS
標準価格:\5,720

国内シェアの45%を占めるほどの知名度もあり、安心感はとても大きい製品です。この製品にはどんな機能があるのかを簡単にまとめてみました。

マルチデバイス対応 Windows,Mac,Android,iOSに対応
既知の脅威対策 パターンファイル等で検知
未知の脅威対策 AI技術でパターンファイル配信前に未知のウィルスをブロックなど
ネットバンキング系対応 ブラウザを保護することによりネット詐欺をブロックなど
子供の利用制限対策 保護者でWebサイトへのアクセス制御が設定できるなど
不正アクセス遮断

詳細な機能はウィルスバスタークラウドの機能一覧ページをご確認ください。

公式サイトを見てみると、決済保護のブラウザやフォルダシールド等の機能を推しているので、ネット決済時の保護とランサムウェアに対する強さの機能が高そうですね。

ノートン 360 デラックス

次点で有名どころといえば、ノートンですね。こちらもウィルスバスターと同じで海外勢の製品です。

ノートン 360 デラックス
製造元:ノートン
対応OS:Windows,Mac,Android,iOS
標準価格:\5,480

マルチデバイス対応 Windows,Mac,Android,iOSに対応
既知の脅威対策 パターンファイル等で検知
未知の脅威対策 ビッグデータをAI技術で分析し怪しいふるまいを検知など
ネットバンキング系対応 クレジット番号などパスワードを暗号化しクラウドに保管
子供の利用制限対策 保護者でWebサイトへのアクセス制御が設定できるなど
不正アクセス遮断 パソコンに通信を監視して不正アクセスを遮断

その他、最新のサイバー攻撃に対応するためにビヘイベア分析や高度な機械学習を使用したウィルス対策などを実施していると謳っていますが、ウィルスバスタークラウドも同等なことを実施しているので特にノートンの強みとは言えないです。

マカフィー リブセーフ

もう一つ有名なウィルス対策ソフトにマカフィーがあります。購入したパソコンに無料体験版がインストールされている場合などがある製品です。

マカフィー リブセーフ
製造元:マカフィー
対応OS:Windows,Mac,Android,iOS
標準価格:\5,980

マルチデバイス対応 Windows,Mac,Android,iOSに対応
既知の脅威対策 パターンファイル等で検知
未知の脅威対策 あり
ネットバンキング系対応 危険なダウンロードやフィッシング詐欺を防止など
子供の利用制限対策 あり
不正アクセス遮断

マカフィー リブセーフの最大の特徴は、無制限にパソコンにインストールできる点です。4台以上ある場合やこの先パソコンやスマホ、タブレットが増えるのであれば、こちらを選択するのも手です。

ZERO スーパーセキュリティ

国産で有名なウィルス対策ソフトとしてソースネクスト社の販売している『ZERO スーパーセキュリティ』があります。


ZERO スーパーセキュリティ
製造元:ソースネクスト
対応OS:Windows,Mac,Android,iOS
標準価格:\5,900

最大の特徴は、更新が不要なことです。先ほど紹介したウィルスバスタークラウドやノートン360デラックスなどは1年、3年などと更新する年数が決まっています。

ZERO スーパーセキュリティは1回買えばそれっきりでも、今後の新しいウィルスにも対応するので費用を抑えるならばこちらがおススメです。

マルチデバイス対応 Windows,Mac,Android,iOSに対応
既知の脅威対策 パターンファイル等で検知
未知の脅威対策 AI技術を用いて振る舞い検知
ネットバンキング系対応 独自の決済用ブラウザでネット詐欺を防止
子供の利用制限対策 保護者でWebサイトへのアクセス制御が設定できるなど
不正アクセス遮断

 

まとめ

紹介した4社のセキュリティレベルにどのくらいの差があるかわかりません。個人的にはいかに未知の脅威に対応できるかでセキュリティレベルが変わってくるとおもっています。その点だと昔からのセキュリティノウハウをもつ、大手のマイクロトレンド社やノートン社は強いのではないかと思います。

私の考えになりますが、購入する基準は次の通りとなります。パソコンをネットサーフィン・ゲームとして使う(個人用パソコン)であれば、ソースネクストの「ZERO スーパーセキュリティ」で十分だと思います。未知のウィルスはなりすましメール等から入ってくることが多く、個人用パソコンには未知の脅威対応に高いコストをかけなくてもいいと思います。

一方、会社や仕事でも使うようなパソコンはトレンドマイクロのウィルスバスタークラウドやノートン社のノートン360デラックスをインストールするべきでしょう。どちらを購入するかはその時のセールで安い方を購入すればいいと思います。

企業情報や顧客情報の流出を抑えるために、仕事で使うパソコンにはセキュリティにもコストはかけるべきだと思います。

以上。